いつも雪をかぶっている高い山の中腹で、父親とヤギを飼っている若者が始めたさがしものの旅。困ったことに本人も何を探しているのかよくわかっていません。「知らないことをもっと知りたい」と思っていたようで、世界を半周くらいして見つけたのは、自分とい
うものだったのかもしれません。
彼の旅はきっと、自分探し、自分の人生探しの旅だったのでしょう。
ー対象年齢 小学校中高学年
* 冬の童話2021参加作品です。
** ネパール国をベースにして書いていますが、史実ではありません。ヒマラヤ山脈にある架空の国の話と思っていただけると嬉しいです。フィクションです。
*** このロックダウンを支えてくれているグルカ部隊と退役後も警備員として働く知人に感謝を込めて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-12 19:06:27
6520文字
会話率:34%
ハローライフ 中央本店
そこには、今日も数奇な人々が訪れる。
職員として働く「一見悪人だが巻き込まれ苦労人」の霧島と、
相棒である「一見大和撫子だが強引で唯我独尊」のコンシェルジュ冴子は、
今日も愚痴・不平・不満を互いにまき散らしながら「
素敵な人生探し」の職務に当たるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-17 12:12:25
5631文字
会話率:25%