現在第1話の冒頭公開中
ゲームに入ったらまさかの異世界転移!?
ライバル同士がタッグを組み、戻る方法を探すの旅が始まる。
◇◇◇2026年10月◇◇◇
『明理さんはいらっしゃいますか?』
外から聞こえるライバルの声。私は
、アパートの玄関に向かい、扉を開く。そこにいたのは、ヘッドギアとゲームディスクを抱えた、船岸楓の姿。
「久しぶり、楓さん。確か引っ越して来たんですよね?」
「はい。そこで、自分が作ったゲームで一緒に遊びませんか?」
「喜んで!!」
私は楓を部屋の中に案内して、ディスクをPCに挿入。2人分のゲーム機のUSB端子を、手際良く接続させる。
「それじゃあ、俺はお菓子でも持ってくるよ。仲良く楽しんで」
兄の陸が、お菓子を取りに部屋を出ていくと、
「「ゲームログイン!!」」
私と楓は同時にゲーム機を起動。ゲームの世界に移動した。
◇◇◇数分後◇◇◇
「明理、船岸さん。お茶を持って…………、いない!! 2人がいなくなった!!」
そう、陸が戻ってきた時には、PCごと消えていた。2人は一体どこへ行ったのか? それは、彼女達だけしか知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-27 17:14:36
25322文字
会話率:43%