騎士爵位であるローランは、貴族社会の上層にのし上がるため、次々と人を巻き込んで巧妙な計略を仕掛ける。権力と地位を手に入れるためなら何でも利用する覚悟を持ち、騙し、脅し、裏切りを駆使して支持を集める。彼の周囲には気づかないうちに巻き込まれ、逃
げ場を失った者たちが増えていく。
※主人公は人でなしです。周囲は被害甚大ですが、反省するどころか罪悪感すらありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 18:13:21
9628文字
会話率:21%
気が付いた時には異世界に居た。ついでに若干記憶喪失気味だ。……で、何か俺と同じ制服の何人かと、その場にいる見知らぬ人々を転移させた奴(王女)曰く勇者になれとの仰せだ。で、黙って話を聞いていると各人にはそれぞれ特殊能力があるらしい。例えばう
ちのクラス一の美少女さん(他称)は「雷」。他にもイケメンくんが「火」だのクラスの異端児で、巻き込まれた……とか言ってる奴が「木」だの別世界の奴が「土」だの別世界の英雄が「武」だの色々強そうなのが出てた。そんな中、俺が引いたのは「玉」……何か……城の連中から妙な目で見られ、同じく呼ばれた奴らにもすっごく馬鹿にされた。まぁそっちがそう出るならいいや。じゃあね。君らの誰かが魔王を倒せば帰れるなら俺は別にいいだろ?あ、でも大体終わったら復讐はするから。 ……って、テメェら……ちょいと調子に乗り過ぎだな……覚えてろ……きっちり5倍にして返すぞ……?目標は魔王より最悪の敵になることだな……
そんな感じで城から脱出した主人公はこの世界に来てから自身の行動理念の根幹となった王国への復讐の為に色々して、時々行動理念であるのに肝心の復讐自体をお座成りにもしながらも世界各地を巡り、隠されていた歴史の裏舞台を知っては適当に要約したり捻じ曲げられていた真実を知っては自分に関係ないから省略しつつ目的の為に頑張っていくことになります。
※注意 命の軽い世界のため、普通に色々死にます。主人公の感覚はかなり歪んでいます。常軌を逸しています。色々酷いことが載ります。個人的に大丈夫だと思いますが【閲覧注意】かも知れません。復讐メインですので最後がちょっとアレです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-29 20:00:00
223117文字
会話率:60%