時は室町時代の頃であろうか、名も知れぬ戦場で雑兵 石野余五郎は命を落とした。生涯の大半を軍働きで過ごした男の最期は、わずかな心残りを残したものの、案外に穏やかに迎えた――筈だった。
これは、偶然にも異界の神に隠されて、中世ファンタジー世界に
やってきたとある雑兵の日常を綴ったはなしである。
よくある異世界転移ものです。
※大変恐れ入りますが作者遅筆のため、感想等にはご返信できかねます。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-09 20:00:00
27240文字
会話率:15%