アルケミア帝国──指輪を嵌める貴族、腕輪を持つ庶民、首輪で縛られた奴隷という管理された身分制度で大陸を支配する帝国。青年アイザックは、アルケミア帝国の貴族の身でありながら、身に着けた「物」の違いで人の扱いが変わる世界に疑問を持ちつつ暮らし
ていた。ある日、処分寸前で売られていたソフィアという女性が屋敷に奴隷として加わる。見慣れない風貌に、加え、罪人の烙印である焼印を持つ彼女は過去の主人の下での出来事から、言葉を失っていた。彼女とかかわりを持つをするうちに、己自身のあり方とも向き合うこととなるアイザック。ソフィアの願いと、過去。二人の先に待つものは……
アイザックとソフィアの心の交流を主軸に、中世世界観を舞台にしたローファンタジーです。
チート無し、異世界転生無し。
一部差別的発言、体罰等残虐な描写がありますのでご注意ください。全七章予定。処女作かつゆっくりめの更新ですが最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-28 14:00:00
97184文字
会話率:46%
青い大空、煌く太陽と薫る潮風。ここは見渡す限りの大海原を往く帆掛け船舶の甲板上。世は大航海時代、猫も杓子も新大陸を夢見て船旅。オマエら欲しいのは金か、名誉か、それとも夢か浪漫か!
――そんな汗臭くて漢(オトコ)臭い船旅に同行するのは、なんと
一人の樹精霊(おんなのこ)。コレはそんな一同の平穏な船旅を綴った航海日誌。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-02 20:00:00
15649文字
会話率:50%
VRゲーム機が登場し、それが当たり前になった時代。俺は十歳頃に初めてそれをプレイし、虜になった。そんな俺はサービス開始初期から嵌っているゲーム《アルタベガル》にいつも通りログインした。ここまでは、本当にいつも通りの日常だったのだ。それが何の
冗談か、まさしく“本物の”アルタベガルの世界へとやって来てしまった俺は、AIだったはずの水精霊やこの世界で出会った初心者冒険者、今日久しぶりに待ち合わせをしていた古参のプレイヤーと共に旅に出る。チートで最強系。あとハーレム(?)だけど厨二と言われたくない厨二な主人公の物語。
待て待て待て。俺は至って普通の一般的な感性の持ち主………だよな?
※現在更新無期停止。現在改稿版を作成中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-22 22:36:58
136857文字
会話率:41%