リズエッタはその日まで魔力も持たない極々普通の幼女であった。
祖父と弟の三人で山奥で仲良くひっそりと暮らしていたある日、彼女は何故自分がここに居るかを思い出したのである。
蘇るのはかつてメシマズだった記憶と何故だが神に喧嘩を売った記憶
。
そしてその記憶の最中、彼女は力ではなくただただ飯を作る才能と食べ物に関する能力を授かったのだ。
そして今は欲しいものを願い、食べたいものを願い、リズエッタは自由奔放に今日も過ごしているのである。
保存食を作ってはダンジョン売りさばき、ついには領主にさえも媚を売って労働力の奴隷を手に入れた。
「え? 私が幸せならいいじゃない」
誰がなんと言おうが自分(と家族)の幸せの為に生きてる系主人公、六歳から十二歳に育ち、そして今は変態の手から逃れる為に家を立つ。
この先で彼女を迎えるのは沢山の海の幸。
頑張ってギルドに所属し、孤児を手懐けながら一人暮らしを堪能。
自分の幸せのため、孤児ですら育成中。
不定期更新・御都合主義・世界観無視(食べ物に関して)
基本ほのぼのたまにシリアス。
作者がそれほど歴史に詳しくないので、世界観に矛盾が出ることがあります。申し訳ないです。
一話2000〜3000字
誤字脱字ご報告してくれると助かります。
※2019/08〜私情の為更新頻度低
※2020/12〜少しの間更新停止します
※2020/05 サブタイトルつけ始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-02 13:01:13
485590文字
会話率:29%
日本で生を受け、若くして命の灯火を吹き消してしまうまで一度も家の外に出ることのなかった少年『内村ヒナタ』は、死後、異世界に転生する。
村の長老であり鍛冶師の父を持つ家庭で『レイン』として人生をやり直すことになった。
ある日、 父から教
育を受けて十四年を過ごしたレインの元に転がり込んできた少女がいて、
「この機会にいい加減独り立ちしろよ」
父が放ったその言葉からレインは、この少女を鍛冶師の弟子として迎えることになり……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-01 06:00:00
175932文字
会話率:36%
愛染縁(あいぜんえにし)、彼は四十代の男である。
ある日、彼は妻のスマートフォンを覗いたことで二十年間もの間、家族に裏切られていたことを知り、山で一人、生きていくことを決める。
山で生活を始めて数ヶ月後、彼は空間の歪みに飲み込まれ、次
に目を覚ますとそこは異世界トライディアであった・・・
これは地球で偽りの家族を捨てた男が異世界で新たな生活をおくる話です。主人公である愛染縁は極理のヒロイン、月夜(かぐや)の弟です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-14 22:17:08
6088文字
会話率:27%