仕事を失い心が折れてふらふらと歩いていた私の前に犬が現れた。たぶんダックスフンドだと思う。ダックスフンドだと言い切れない理由。それはダックスフンドの影しかないからだ。ダックスフンドの形をした影だけが道のど真ん中にいた。
沈んだ心が少し
和らぐ、不思議な出会いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 19:07:47
3399文字
会話率:40%
子供の頃、名前も知らない子と公園でしか会わない関係、そういうものが誰しもあったのではなかろうか。そんな、名前も知らない『不思議な友だち』幼いが故に傷つけてしまう。小さな心のなかのいろんな気持ち。
あの子は一体誰だったんだろう。
最終更新:2017-05-10 14:30:07
4623文字
会話率:3%