今は昔、みちのくの村にタマヨ姫と呼ばれる美しい姫がおりました。西の国から来た神の血を引くミコが東国を征伐にやって来ます。村は戦わず、従う道を選びました。タマヨ姫はミコの妻として差し出されます。
ミコは迎えに来るからと西の国に帰り、タマヨ
姫は子どもとともにミコと待ち続けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-01 00:00:00
4190文字
会話率:30%
旧美霧の里は、不忘山を北西に見据える一帯の名前だ。市町村制や合併で、現在は黒岩市、大蔵市、芝田市の三つにわかれている。
七草はそのうちのひとつ、黒岩市に住んでいる青年で、とあるアパートの管理人をしている。
そのアパートには、健康志向な
引き籠り、次郎坊一学。従妹の天才格闘少女、犹守真子。残念イケメン、小夜暖人。スポーツ少女、持館杏子。秀才ジト目少女、司馬友里と、個性豊かな人間が住んでいる。
七草は管理人の他に、見つけ屋という一風変わった仕事をしていて、彼のもとには連日、少し変わった探し物を抱えた人達が訪れる。これはそんな彼と、彼の周りの人間の日常を描いた物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-27 14:16:12
95315文字
会話率:65%