うさぎのワードウルフ村!
今日もワードウルフを一緒にやりましょう!
最終更新:2024-06-15 16:52:27
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会話率:1%
特に決まった活動をするわけでもなく、ダラダラとくだらない日常を過ごす、ボランティア部(仮)。4月のある日。そんな部に、新入生の男の子が入部してきた。
入部してきた男の子の名は、『神楽詩』。彼の正体は、全世界に広がりを見せている神楽グルー
プ全社の跡取りにして、アメリカの最難関大学を最年少で卒業した神童であった。
なぜそんな神童が、こんなくだらない部活、ボランティア部(仮)に入部を決めたのか……。
その理由は——「なんかラクそうで、面接のときとか有利になりそうだから」
とても神童とは思えないような、めっちゃしょうもない理由だった。
そんな変人の詩が入部したボランティア部(仮)。なんとその部の部員たちも、詩を超えるほどの変人ばかりだった。
——世界の中心は自分だと本気で思っている、見た目も子供、中身も子供の部長、『明里ひなた』。変態か変態じゃないかで分けるなら「ド変態」、SかMで分けるなら「ドM」の残念過ぎる美人、『葵つばさ』。普段は物腰柔らかく穏和なのだが、とんこつラーメンとホークスのことになったら人が変わってしまうサイコパスの博多ネキ、『天羽萌子』。
そんな変人だらけの部活で、詩はのんびりしてくだらない毎日を送っていく。
詩をペ○ングにしたり、尊いものについて議論したり、詩のモーニングルーティンを紹介したり、ラーメン屋に行ってラーメンではなく出禁を食らったり、部長の座をかけてワードウルフをしたり、デリカシーのないやつを裁いたり、みんなでピクニックに行ったりと。
まさにそれは、詩が望んでいた日々。思わず「Let's hang out again.」と言いたくなるような最高な日々だった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 19:11:18
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会話率:58%