僕は、世界を吹き飛ばすだけの力を手に入れた。
髪は灰色になった。詰め込み過ぎた知識量が多すぎて、眠気に襲われた。
――ずっと眠りたくなった。
眠りたいだけなのに、さまざまな奇妙な事件に巻き込まれる。
それらすべての事件を、あらゆる『奇
妙』を喰らうことができるガントレットで解決していく。
なぜ、そんな力を持っているのか。やがて周りが模索していくが……
☆世界観
ある日、科学者が霊能力を発見した。それから数年後、ある都市が建設された。
『実験都市K27』
東京湾に隔離された形で浮かぶ衛星都市。
霊能力に始まり、魔術、錬金術、仙道、気功。
ありとあらゆる超常現象は『奇妙』と総称され、世界中からその特別な都市に集められた。
その都市では、現代科学をもってして『奇妙』を解明しようとする人類史上空前絶後の試みが行われている。
一方その都市外で、ある少年が神秘の扉を開いた。
――だから、そのガントレットを生み出せた。
それはかつて地上に存在したことも無ければ、これから存在するはずも無かったモノ。
――そのガントレット、『奇妙』を喰らう!
・タルパ編
千尋は彼氏がいないことを友達に隠していた。
ある日、不思議な本を拾って、「タルパ」の作り方を発見してしまう。
イメージ力を使えば妄想を現実化できるというのだが、妄想の彼氏を「タルパ」化すると信じられないぐらいにリアルになっていく
本当の彼氏のように振る舞い始め、ときに嫉妬したりして、次第に手がつけられなくなっていく……
・テレポート編
日月一人は、奇妙なエレベーター空間に閉じ込められていた。
エレベーターのワイヤーはすでに一本で切れそうになっており、別のクラスの二年の神村美里さんがなぜか手を握っている。
彼女は日月のことを助けたいと言って、自らのスカートをまくし上げる。
なぜ、そんなことをしたのか。なぜ、こんなところに閉じ込められているのか。
奇妙な理由があった。
空物語(そらものがたり)=とりとめもない物語の意折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-20 16:15:23
82633文字
会話率:26%
異世界に召喚されて勇者となった野村謙仁は魔王を討伐して日本に帰ってきた。
日本に帰ってきた野村は闘いの日々を忘れるために平穏な生活を送ろうとしたが日本の裏社会で起こる異能バトルに巻き込まれてしまう。
これは、異世界で入手したステータスやスキ
ルを巧みに使い、現代日本で生きようとしたが巻き込まれ、クラスメイトの異能者の指導をする羽目になった物語。
いったい彼の平穏はいつになるのやら?
•この物語はフィクションであり、学園も架空のものです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-02 12:03:58
12286文字
会話率:44%