ルドラは牛と共に旅をする一族の出身だ。自分が育てた牛を祭りの食事にするという話になったとき、ルドラは牛を逃がすことを決意。そのまま親とはぐれてしまう。
牛と共に旅をしていたが、盗賊に襲われ、牛も亡くしてしまう。一人になった彼を拾ったのは、
元・魔法騎士。彼から魔法を教えてもらい、盗賊のアジトを見つけ復讐を果たした。
魔法騎士の教えを守り、辺境の村を守っていたが、食糧不足になってしまう。しかも、医療を支えてくれた聖女までいなくなる。荒れていく村。人の笑顔が消えて、ルドラの心が疲弊しきったときだ。彼の前に神々しく光る牛が現れた。
――なんだ、この牛は……オーラが違う。
牛を捕縛すると、まさかまさか。聖女が変幻していた。彼女と出会い、ルドラの運命は好転していったのだった。
※この話は、短編「聖女です。牛になったら、美形眼鏡と家族になりました。おや?」の謎すぎるヒーロー視点です。単体でも読めますが、聖女視点を読むと、笑い所が増えると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 15:07:14
20262文字
会話率:30%
一方的に解雇されてしまった元聖女のアーシャ。やけ酒を飲んで、泥酔したら、魔法で牛に変幻してしまった。
ま、もう、牛でいいか。
疲れてはてていた彼女は、牛のまま辺境にやってくる。そこで、なぜか美形眼鏡に捕縛され、めくるめく同居生活が始まって
しまったのだった。
※ほぼ、牛です。
※頭を空っぽにしてお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 16:06:04
17145文字
会話率:31%