モンスター保護施設……身勝手に捨てられたモンスターたちを保護し、心と体の傷を癒しモンスターたちの新しい飼い主を探してあげたり、自然に返してあげるというモンスターのためのモンスターの施設である。
今日は何故、そんな施設がとある異世界に出来たの
か短いですがお話しましょう…。
ある森に白銀髪の綺麗なお下げの三ツ編みをしたエルフの少女いた。少女は世界樹の木の元へとやって来ていた。エルフの少女は毎日ここに来ては世界樹の祭壇に祈りを込めるのが日課であった。無事に祈りも終わり、いつも通りの帰り道を通ろうとしたその瞬間であった……。少女は大樹に覆っていた苔に足を滑らせて頭を打ってしまった。そこで彼女は前世の記憶、自分が元は異世界の住人だったことを思い出した。そして『モンスターと話せる』という特殊能力を手に入れる。だが、人格は前世の自分に戻ってしまい家に帰れず困っていると少女は最強最悪と謳われる大型肉食モンスターと出逢う。ひょんなことから出逢った一匹と一人。
しかし、そのモンスターはとんでもないドSモンスターでもあったのだった……。
※この物語は異世界のモンスター事情をどうにかせねばと奮闘する前世の人格を持つエルフの少女とドSモンスターが繰り広げる異世界短編ギャグラブコメディーである!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-08 08:02:14
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会話率:62%