ボッチの学生コウジ・イバナは「彼女が欲しい──モテたい──」と願いながら過ごした冴えない三年間の高校生活を終えようとしていた──
卒業式の日──クラスメートの女子に呼び出された校門の前で陰湿なイジメが原因でコウジは不慮の交通事故にあって死ん
でしまう──
死に際にコウジの頭に浮かんだのは「モテたい……!」という最期まで叶わなかった強い想い──それだけだった──
車にはねられた直後──死んだはずのコウジは天界で目覚める──
そこには駄女神がいて──コウジの手の中には彼が死に際に握っていた自身の制服の第二ボタンがあった──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 06:20:00
12903文字
会話率:46%
幼い頃からずっと好きだった初恋の相手に振られ、紆余曲折あって死んだ俺が手にしたのは『転生』という手段だった。
ただし、それも何でも好きなものが選べるという訳では無く、地球で絶滅種・あるいは絶滅危惧種への転生か、異世界への転生という2択し
か無かった。
絶滅種も、絶滅危惧種もお断りだ!
異世界への転生を望んだ男の選択肢。そして託した神への信頼。
彼の望みは果たされた。ただし、彼の思惑とは別の形で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-11 18:00:00
10081文字
会話率:47%