先般掲載の『マヤの神話と伝説』シリーズに続き、今回は『メキシコの伝説』をやはり、シリーズ
形式で紹介することとしたい。いずれも短文であり、読むのに時間はあまりかからない。
メキシコの伝説は何といっても、アステカ帝国の発祥に関する伝説が多い。
アステカ帝国を築いた民族はメシーカ族であり、メキシコという言葉はこのメシーカに起因している
と昔何かの本で読んだ記憶がある。そして、ご存じのように、アステカ帝国はスペイン人に滅ぼされ
た。最後の王様、モクテスーマは今でも敬愛され、メキシコシティの大通りに銅像が建てられている。
アステカ神話の中の神、ケツァルコアトルは平和を愛する神で生贄、人身供養に熱狂する民衆に絶望
し、亡国の神となって去り、ユカタンを終の棲家として、その地でククルカンという神となって再生
したと伝えられている。読者を神話と伝説の世界に誘うこととしたい。さあ、伝説の世界へ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-20 17:00:00
673文字
会話率:0%
約束の地に辿り着いたメシーカ族(アステカ族)はすぐさま、彼らの神・ウィツィロポチトリを祀る神殿を建設した。そして、この地が強大なアステカ帝国に発展していくのである。
最終更新:2018-01-17 19:00:00
1495文字
会話率:0%
約束の地を求めて、巡礼に旅立ったメシーカ族(アステカ族)が遭遇した数々の苦難を物語る伝説。弱小のメシーカ族は捕虜という屈辱等に耐え、約束の地、蛇を咥えた鷲がサボテンの上に止まっている場所に辿り着き、長い巡礼の旅は終わった。蛇を咥えた鷲がサボ
テンの上に止まっているという図柄は現在のメキシコ国旗の図柄となっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-17 18:00:00
2990文字
会話率:0%