筆者が以前、掲載したメキシコ幻想シリーズの番外編である。幻想シリーズに登場する人物の設定
も変えている。主人公・陸奥研一郎と共に、企業研修生としてメリダ・ユカタン大学に学んでいた
御坂潤一が突如として姿を消した。心配した御坂の婚約者、星野小
百合が安否を尋ねてメキシコに
来ることとなった。メリダグループのリーダーである陸奥は彼女をメキシコ国際空港に迎えること
となった。御坂はどのような理由で姿を消し、行方不明となったのか。実は、小百合が潤一に送っ
たコスモスの種が全てを知っていた。(十数年も昔、この物語を書いた時、御坂潤一は三坂淳一と
言う名前で書いていた。その後、三坂淳一を筆者の筆名として使うこととしたので、御坂潤一と
変えたという経緯あり。全くの余談である)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-18 20:00:00
50408文字
会話率:33%
メキシコ・メリダが舞台。僕たち、日墨交換社会人研修生はユカタン大学で学んでいた。その時、親切にしてくれた米国人が居た。スペイン語が話せない僕たちの先生にもなってくれた。或る時、麻雀を教えたら、すぐに覚え、夢中になった男でもあった。しかし、や
がて、別れは突然訪れた。日本人と米国人の友情の物語。少し、感傷を交えて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-31 20:00:00
26322文字
会話率:5%