異世界アルゴンカグヤに存在する、サルバドス大陸。
この地には、遥か昔のそのまた昔、異色な隕石が墜落した。
世界を作りし神々達であろうと、想定できなかったほど謎めいたこの鉄の塊のような隕石。
それは隕石としては小さく、何がサルバドスの文化に影
響を及ぼしたわけでもなかった。
だが、それが墜落したとある山では、その後ごく稀に謎の鉱石が採掘できるようになったと言う。
ごく稀になので量産は難しい。だが、この鉱石から取り出せる「アバラスメタル」は、一般的な鉄などの金属とは一線を期していた。
それは他の多くの鉄品が不可能であった、魔力の根源、大地より湧き出す生命エネルギー「マナ」と『共栄する』ということだった!
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時代は流れ、現代。
とある森の中、魔物もあまり出現しないようなのどかな村に、一人の少年がいた。
その少年と転移者の人間が偶然にして出会い、導かれるように旅へ出る時、時代は大きく動こうとしていたー。
これは、鉄クズと魔力に溢れた異世界冒険物語!
※この話は、「アルファポリス」サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 17:00:00
18144文字
会話率:41%