春風に舞う桜の花びら、開け放たれた窓から差し込むやわらかな光。
かつての高校の図書室に吹いていたあの風が、歳月を越えて、今も私たちの心を静かに揺らしている。
『風の図書室』は、ひとつの短歌をきっかけに、再び交わる「私と彼」二人の人生を描いた
、優しい再会の物語です。
いつしか忘れてしまっていた「人生の宿題」に向き合いながら、同窓会で再開した二人が、短歌を通して、静かに思いを重ねていきます。
人生の迷いや挫折を経た先で、誰かと再びつながることのかけがえのなさ。
かつて読んだ一冊の本、交わした一言が、時を越えて人と人を結び直すことがある。
胸の奥でふわりと風が吹くような物語を、どうぞお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 08:10:00
10317文字
会話率:11%
①登場人物:
僕(並木)・・・主人公(男)。特技は気配を消すこと。職業は経理マン。
私・・・主人公(女)。特技は各種センサー。職業は花の女子高校生。
店主・・・謎のイケメン眼鏡オールバックエプロン。
②あらすじ:
神奈川県のとある町で、神隠
し事件が発生する。神隠し事件と同時期に、謎のブックカフェが突如川沿い出現。神隠し事件とブックカフェ、そして数人の思いが交錯する時、物語は唐突に進行する。ローファンタジーミステリー。ラストはきっといいものに。
③作者のコメント:
お読みいただきありがとうございます。この物語は、100%フィクションです。男女混合バンドの女の子はどういう気持ちでバンドに参加しているのか気になる今日この頃です。お気に入りとか、ポイントとかつけていただけると更新の励みになります。よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-28 15:26:30
40495文字
会話率:17%