※ヒロインが初っ端から妊娠している状態で始まります。
【あらすじ】
あと半年で挙式を控えていた子爵令嬢のシャーロッテは、その二カ月前にある悲劇に見舞われる。深夜、彼女の暮らす子爵邸に侵入者があり、彼女はその男に純潔を散らされ、しかもその後二
カ月間も同じように襲われ続け、最終的にはその男の子供までも身籠ってしまったのだ……。その状況に先方の伯爵家より、婚約を破棄して欲しいと迫られた。血筋を重んじる貴族社会では、いくら被害者とはいえ、どこの馬の骨とも分からぬ男の子供を身籠ったシャーロッテは受け入れられないのだろう。被害者であるシャーロッテに申し訳ない様子を見せる伯爵。しかし、その息子である婚約者のアルベルトは、何故か怒りの表情を浮かべていた。11年前にシャーロッテと婚約を交わし、つい数日まで仲睦まじかったアルベルトの急変した態度から、シャーロッテの妹リリアーナは姉が故意にその侵入者を招き入れたとアルベルトが思い込んでいるのでは、と懸念し始める。被害者である姉に婚約破棄を促し、更に不当な怒りをぶつけてくる伯爵家の人間に対し、リリアーナの怒りが爆発しかけたその瞬間、何故か話は思わぬ方向に転がり始めて……。
全4話で完結。
※作中『凌辱』という言葉が出てくるので一応『R15』と『残酷な描写あり』のタグ付けております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 14:23:25
20079文字
会話率:26%
ラノベ作家になることを夢見る、一人の男がいる。
御幸青太は、会社員として働きながら、ラノベを書いて新人賞へ投稿している三十七歳の男。大学生の頃から投稿を続けるも、夢は叶えられていない。
落選を繰り返す青太は、潮時だと思うようになる。
三十代も半ばを過ぎ、結婚もした。妻のみどりは妊娠中で、子供も産まれる。いつまでも夢を追いかけても仕方ない。
最後に、もう一度だけ新人賞に投稿し、それできっぱりと諦める決意をした。
集大成となる作品にすべく、妻にも協力を頼んだ。
夫婦が二人三脚で書き上げていく作品は、果たして新人賞を受賞できるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-28 20:16:55
101393文字
会話率:30%