末の王女は自分の護衛騎士が大好き。
しかし彼女には隣国の王子との婚約話が上がっていた。
騎士はあくまで仕事として王女と接し、絶対にその気持ちには応えてくれない。
王女はあの手この手を使ってなんとか騎士を落とそうと奮闘するが、彼は素っ気なく「
俺はあなたを好きにならない」と言いきってしまう。
けれど本当は、もう私のことが好きなんじゃないの?
どうやら彼は何かを隠しているようで……。
彼のことが好きで好きでどうしても落としたい王女と、落とされそうになるのをなんとか堪える護衛騎士のお話。
ざまぁはない優しい世界観のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 11:05:19
10865文字
会話率:38%