図書館の帰り道で、奇妙な赤い宝石のような石を発見した雪村愛乃(ゆきむらよしの)。
その石を拾ってしまったせいで、愛乃は人の心の奥底にある醜い感情が声となって、勝手に聞こえてくる体質になってしまった。
その声から逃れるために、必死で人のいな
いところを求めて彷徨うことになる。
たどりついた先で、昔好きだった幼馴染の男の子と出会うことになるが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 10:48:48
8767文字
会話率:11%
【パンドラの瞳シリーズ第三弾!】
有能な科学者である弓削(ゆげ)。彼女は仕事の傍らで『パンドラの瞳』についての研究していた。
かつては都市伝説とされ、知らない人はいないほど多くの人々に認知されていた時代もあったと言われているパンドラの瞳
だが、今では世間の多くの人々がその存在を知らない。
弓削がパンドラの瞳の存在を知ったのは、ある偶然からだった。
もともと古書マニアだった弓削は、いろいろな古い書物を集めるのが趣味で、古文書や古代の文献など、特に希少価値の高い書物を手に入れることが彼女にとって至高の喜びだったのだ。
ある日、彼女が見つけたのは、かつてこの地上に存在していたとされる都市伝説が紹介された書籍。その書籍自体もかなり古い物だったが、そこに記載されていたひとつの都市伝説──それがパンドラの瞳伝承だったのだ。
そして後日、彼女は出会うことになる。
彼女の運命を変えることになる、遥か遠い昔に書かれた一冊の小説作品に──。
※こちらの作品単体でも楽しめますが、一作目『パンドラの瞳』および二作目『続・パンドラの瞳-魔性の花束-』を先に読んでいただいた方が、より楽しめる作りになっております。
是非とも上記二冊、先に目を通していただければ嬉しいです。
※ひとまず第一話だけ、こちらで先行公開。
第二話以降は近いうちに、まず「ステキブンゲイ」の方で掲載予定でいます。
なろうで第二話以降を掲載するかは検討中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 22:10:01
19391文字
会話率:31%
【パンドラの瞳シリーズ第二弾!】
高校一年生のとき交通事故に会い、車椅子での人生となってしまった少女、宮田寿々(みやたすず)。
彼女には特別仲の良かったひとりの親友がいたが、ある些細な出来事をきっかけにすれ違いが続き、いつの間にか寿々は心
を閉ざしてしまう。
そんななか彼女の前に出現したのは、都市伝説の話に登場する奇妙な赤い石だった。
※他サイトでも公開中(現在ステキブンゲイで先行公開する予定でいます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 19:00:24
12910文字
会話率:11%