初めての夜勤警備を終えて俺が飛び乗った電車は、なんと女性専用車両であった。気まずさと息苦しさに次の停車駅まで堪えていると、隣の女性の肩で悠々とバージニアスリムの煙を燻らせるテントウムシ、ナナの姿が。俺は一発でナナに心を奪われてしまうが、そん
な俺の気持ちを無視し、ナナは鼻の穴から俺の体内へと侵入する。とある目的を達成する為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 19:56:40
7408文字
会話率:8%
ふとした日に、喫煙所で見知らぬ他人がガラムを吸っていた。何処か懐かしい、その独特の匂いと弾ける火花の音。
何だか貴方と出逢ったあの日の夜を思い出す。
最終更新:2021-02-22 20:14:30
1616文字
会話率:32%
主人公である無気力少年三島健太はある日、自信を天使名乗る少女と出会う。健太は主人公の願いを叶えるために人間界に舞い降りるが、健太には熱望する願い事がなく、取ってつけたような願いを少女に言ってしまう。その願いから二人は時間を共有することになる
が、少女の破天荒な性格に振り回されてしまう健太。二人は無事願い事を叶えることができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-19 13:38:07
9476文字
会話率:48%