いつも俺に偉そうに言ってくる幼馴染(女)。
俺が口喧嘩の勢いで「黒髪で清楚な子が好みだ」と言ったら、そいつはそんな女の子を紹介してやると言い出した。
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待ち合わせに現れたのは、幼馴染そっくりなんだけど黒髪清楚な美少女。
そして彼
女は、幼馴染とは違うと言い張っている。
なかなか面白いことをするじゃないか。
俺は気づかないふりをして、その黒髪の子とデートすることにしたんだけど──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 18:13:01
13546文字
会話率:38%
ある日俺は、同じクラスの岸野 姫の夢を見た。
彼女はクラスメイトから『姫騎士さま』と呼ばれ、正義感が強く、いつも凛々しい振る舞いを崩さない気の強い美少女。しかし夢の中の彼女は現実とはまったく違っていて、なぜか俺にデッレデレになっている。
「
まあ、所詮夢だしな──」
最初はそう思ったけど、実は俺と彼女の夢は繋がっていて、彼女も俺と同じ夢を見ていることに気づいた。つまり姫騎士様が俺に好意を持っているのは本当のことだったんだ。
しかし彼女は、自分の夢と俺の夢が繋がっていることに、まだ気づいていない。
だから姫騎士さまは、学校では俺への好意は隠しているけれども、俺は気づいている。
──俺へのべた惚れな気持ちが、ちょいちょい漏れていることを。
これはそんな、「普段は凛々しいけれど本性はデレっ子な美少女」なヒロインが繰り広げる、【本人は気づいていないけど好きの気持ちがバレてますよ系ラブコメ】である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 19:00:00
108151文字
会話率:32%
「……バレてますよ」
その言葉から始まった二人の関係は、とても、喜ばしいものではなかった――。
夏の訪れを感じるこの頃、ゆいは幼い頃に別れた幼馴染みのサユリを捜すために、この街に来た。住所は分からないが、幼い頃の記憶を頼りに捜すしかない。
そんなとき、金髪の青年周平と出会う。出会いはありきたりな――……ものではなく。ストーカーをした者とされた者、そんな曖昧な関係から始まった二人だった。
ゆいの人捜しを手伝おうという周平だが、ストーカーに手伝いを求めるほど困っておらず、勿論、ゆいは断る。だが、半強制的に人捜しに協力する周平。
微ボーイミーツガールを含むミステリーものです。推理コメディーとまでは行きませんが、ライト風を目指しています。
「なあ知っとる? ボーイミーツガールっていう言葉。少年がわけありの少女に出会って、少女の近辺で起こる騒動に巻き込まれながらも一緒に解決するっていう話のことを言うんやけど」
「はあ、知ってます」
「これって絶対、俺らのことやんな。ゆいって、わけあり少女やし」
「最終的に二人は恋に落ちる、といった恋愛ものにも使われますよ」
「おっ、じゃあ恋に落ちるか」
「落ちません」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 11:35:55
92537文字
会話率:43%