線引きはどこにあるのか。
最終更新:2020-11-03 12:00:00
1114文字
会話率:0%
「私があらすじに──来た!」
「こんなところで何してるんですか先輩! 早く、早く本来のあらすじを──」
「無駄よ! やつは私が倒した!」
「倒した!?」
「そう! 決して何も思いつかなかった作者が『こいつら都合いいな』と思って間に合わせで私
たちを喋らせているわけではないわ!」
「……」
「いやあ、なかなか手強いあらすじだったわ。なぜって、私のことを『バカ』とか『怠惰』とか書いてるんですもの! この才色兼備の超優秀大天使たる私をそんな風に書くなんて、許せないわ!」
「自分のことを才色兼備なんていうやつは全員バカだと思いますけどね」
「うるさい! バカって言った方がバカなの! 後輩君のバーカ! クロウのバーカ!」
「おい作者をディスるな! 消されますよ!?」
「はっ、人間の分際で私を消せるなんて思い上がりも甚だしいわね」
「いや多分その人絶対神だから! この世界の唯一神だから!」
「あーもう。ごちゃごちゃとうるさいわね。あんたはいいからプロローグを読んできなさい!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-20 15:34:09
11510文字
会話率:31%
イギリスのとある場所。
その屋敷に、二人でのんびり暮らしている者がいた。
「おやおや、リサは実に馬鹿ですね」
ドSな執事と。
「バカって言ったわよねこのバカっ!バカって言った方がバカって習わなかったの!?」
素直になれない、
口うるさい主人。
そんな二人の、ひと時のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-29 11:31:41
3584文字
会話率:39%