マーシャには生まれながら秘密がある。左手に悪魔の印があるのだ。
悪魔の囁きに負けないように精霊たちの守護のもとドルイダスとして生きることを決めた。
ある日、マーシャは青年王に捕縛される。
彼は数年前に、たかだか石に刺さった剣を引き抜いただけ
で王になった青年で、剣を石から引き抜くように導いたのはマーシャだ。
ずっと捜していた、好きだ、と青年王に言われたマーシャは自由を望みつつも彼の傍から離れて難くなっていく。
精霊と悪魔のブルターニュファンタジー。
2022/10/7 完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 16:49:19
151218文字
会話率:41%
突如として、闇が世界を覆った。それは不浄とはまた違う別のもの。
そもそも、悪魔を生み出す不浄は天羽照によって世界から不浄を消しさった。今では、意味を持たなくなった教会で式をあげて祝福する程度で、平和だった。
しかし、ある日を境に空は闇
で太陽を隠し、それは各世界にまで影響をもたらした。
世界とは、一つの事を意味するのではなく、決して干渉することが出来ない別世界も含めた複数を意味する。
しかしながら、その境である壁を乗り越え、かつて悪巧みをした者がいた。その名はイザナギである。
イザナギは神という身分でありながら、禁忌とされていた人間の女性と恋をし、神と人との間に子どもをつくってしまったのだ。
当然、禁忌を犯せば罰はくだる。イザナギは他の神々によって天界の追放と、記憶の抹消、そして神としてではなく、人間として生きるよう重い刑が言い渡されたのだ。
だが、イザナギはその刑から逃れ、神のまま天界を去り、唯一他の世界と繋がりがあるゲートを使って逃亡を果たした。
その逃亡中、イザナギは自分を追放しようとした神々に対して復讐心をいだくようになる。
そこで起きたのが、各世界の人間達を使っての殺し合いのゲームだった。
偶然にも、イザナギと人間の子として生まれた天羽照も巻き込まれる事になるが、次第にその真意にたどり着く。
やがて、巨大な不浄・ルシファーを倒した天羽は、道中出会ったワトスンと共に、別世界で生活を成す。その際、愚行した事を反省し天羽と寄りを戻したり、他の悪魔達の悪巧みもあったが、三大悪魔のバアル・ゼブルとアスタロトを倒し、再び平和を取り戻した筈だった。
しかし、そんな平和を再び天羽達から奪ったその闇は巨大で、ルシファー、アスタロト、バアル・ゼブルとは比べ物にならない程であった。
成すすべもなく闇にのまれた世界は、完成に世界を滅ぼして行った。
そして現在、天羽とワトスン、そしてゲートを使って僅かに生き残った人間達は、最後の砦となる世界で、闇と奮闘していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-18 14:42:26
200文字
会話率:0%
蝿の王と言われている、バアル・ゼブル。通称、ヴェルゼブブ。
彼は突然地獄から現代日本の自殺をしようとした女子高生に取り憑く…訳でもなく、その女子高生に新しい魂として転生してしまう。
魔法もない世界で使える魔法を隠しながらヴェルゼブブはど
う過ごす⁉︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-16 11:25:12
11887文字
会話率:55%