懺悔をしよう。
いや、言い繕っても仕方ない。ただの言い訳、自己弁護、辯解だ。
妻を守ると誓った夫たる自分が、一番妻の心に傷を残した理由、それは甘えだろう。
妻ならば分かってくれている。
驚いても喜んで受け入れてくれるはず。
言葉にも態度にも示していないのに、ましてや寝所を共にするどころか、口付けさえもしたことがないのに。
妻ならば自分の愛情を分かっているだろうという、根拠のない自信が自分にはあった。
それが、愛する妻を絶望に叩き落とし、二年も見失うこととなった、全ての原因。
憧憬↓
https://ncode.syosetu.com/n0476hu/
夢幻↓
https://ncode.syosetu.com/n5492hu/
上記のサヴェリオ視点のお話です。お読みいただいていないと、状況が謎かもしれません。是非お読みください。m(_ _)m
サヴェリオは一途です。一途ったら一途です。
すれ違いから一時失った大切な妻を取り戻し、幸せを噛み締める話です。
話の中でたくさんの人を破滅させる表現があります。
全六話です。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 20:40:02
19399文字
会話率:18%
今日も目が覚めた。
一人の朝、一人の食事、一人の部屋。
寂しさが心を占める時には、もう、目が覚めないかもしれないと思いながら眠りにつく。
屋根裏のこの部屋は天井が斜めで、広さもなく窓も小さい。水場は一階にしかないため不便もある。
夏は熱気が籠こもり暑く、冬は隙間風が部屋を凍らせる。住環境が良いとは言えないが、それでも、長く暮らしていたら慣れもするし愛着も湧いてくる。
ここは私の、私だけの城。
誰も私の邪魔をしない。
そして誰も私を見ない。
私は一人なんだと、思い知る朝。
「憧憬」の続きです。こちらをお読みいただいていないと分かりづらいと思います。ぜひお読みくださいませ。m(_ _)m
↓
https://ncode.syosetu.com/n0476hu/
悲恋からのハッピーエンドとなります。
憧憬の時点では救いのない悲恋も、時間と状況が動けば、ただのすれ違いはた迷惑バカップルとなりました。
悲恋のままの余韻が良い、ご都合主義はあんまり……という方は、回れ右をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 17:55:04
11341文字
会話率:20%
一方的に己が行く末を決められるということ。その有様を描いたセブンスターズ初のSFパニック作品。
最終更新:2019-01-06 05:11:25
3091文字
会話率:70%