「オープニングだけ見たら……明日塾で使う資料を確認し直す、ぞ……」
潤いのない社畜生活で唯一はまっているゲームでバッドエンドを迎え、やさぐれて寝落ちしそうになりながらも、デスクトップのカーソルを【始めから】に合わせてクリックした直後に世界が
暗転。
再び意識を取り戻すと、そこは何故か直前までプレイしていたゲームのオープニング場面。夢だと思って数日すごしたものの、目覚める気配は一向にない。
あれ、これはもしかして寝落ちじゃなくて死んだのでは?
しかしそれなら仕方がない。置かれた場所で咲きましょう。
せっかくあのゲームの世界に転生したのならやることはただ一つ。
今度こそ教え子のバッドエンド回避あるのみ!
そう意気込みプレイを続けるうちに事態は奇妙な方向へ流れ、育成系ゲームの世界が徐々に違う世界観へと変化していって――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 02:38:56
561013文字
会話率:38%
嬉しいことも幸せなことももしかすると嘘だったのかもしれない。
最終更新:2018-07-25 07:12:30
898文字
会話率:0%
彼女は256の世界を視る――。
ネット依存症の女子高生、岩瀬寧音はある後遺症に悩まされていた。
手放せない携帯を片手に、家ではデスクトップの前に張り付く。
学校へ、そしてヤブ医者の精神科へ通う日々。
そんな閉じ籠もった日常にある日突然、
寧音のブログを見た、
と言う宇宙関連企業に勤める人物から謎のメールが送られてくる。
寧音はそれをきっかけに、自分を悩ます後遺症を知り、
唯一の治療法であると言われる、メビウス計画に荷担する――。
それは背後で蠢く陰謀と、自らがハッカーへ墜ちる始まりの、
世界を救わないお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-18 11:38:25
103036文字
会話率:21%
一本の電話。親友が死んだ。俺はあいつとの約束をはたさないといけない。先に死んだ方のパソコンを回収しHDD粉砕しようという半ば冗談まじりの約束だ。だが今や本気で取りかからなければならぬ使命となった。詰め込んだエロ関係のデーターを家族に見られて
もいい奴なんざいないだろう。
首尾よくパソコンを助けだす事は出来たが好奇心に負け電源をポチってしまう。そこで俺の目にうつったのは、デスクトップの片隅で剣と盾を持ち休みなく足踏みをするドットで描かれたファンタジーなSDキャラだった。どうやらあいつの自作3DダンジョンRPGのアイコンらしい…。
*注意* 本作は架空の3DダンジョンRPGプレイ日記風小説です。3DダンジョンRPGプレイヤー向けに書かれており、プレイ済みの方には説明不要と思われる情報は端折ってお話が進みます。そのため未プレイの方が読むと理解不能な用語・表現が登場するかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-03 20:54:44
72917文字
会話率:17%