常政律郎はタイピングが好きな高校一年生。廃部になった文芸部の部室でひとり、黙々とキーボードを叩くための物語を紡いでいる。同じく一年生の流山珠悠は、そんな彼のタッチタイピングに心を惹かれていて、時間を見つけてはやってきて、その様子をじっと見つ
めている。走る指先と眼差しだけで繋がれたふたりの関係は、梅雨のひと時を通じて、そのラインをひとつずつ踏み越えるように、少しずつ変化していく。ささやかな眼差しから始まるラブコメディ。
※Pixiv様と同時連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 21:26:27
66706文字
会話率:37%
田守優子は私の親友。沢木香穂里先生のお題に基づくお話です。
最終更新:2014-07-20 10:01:22
190文字
会話率:40%