偉大な魔法使いを父に持つ少女、レーシュはおっぱいのついたイケメンである。
大自然にもまれ、逞しく健やかに育った彼女は、命と引き換えに世界を救った父の影を追うかのように、魔法研究に没頭していた。
そんなレーシュに、転機が訪れる。各地で、亡き
父が最後に使った魔法を簡易化した『自爆魔法』による、『自爆テロ』行為が横行し始めたのだ。
このままでは父の名誉も『自爆魔法』という負の遺産を残した原因として地に落ちるかもしれない。
ゆえに、レーシュは、王都からやってきた最強のスポンサー、ガマリエル王子の協力を取りつけ、魔法使いとして、真実を探求する決意を固めるのであった。
この物語は、『自爆魔法』の真なる完成と封印を目指す少女と、世界を処刑する権利を持つ四人の魔法使いが紡ぐ、破壊と創世の英雄譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-12 20:38:27
97634文字
会話率:29%