世界の覇権はすでに人類の手になかった。
日々人類の住む土地を奪っていく魔物。それに対して人類は抵抗らしい抵抗を見せられずにいた。そんな世界で俺・カナタは一人の行き倒れの少女に出会った。
「むっ。カナタのくせに生意気ですね」
「だからなんなの
、俺をその凄い下に見てる感じ!?」
俺のやることなすことあらゆることに毒を吐いてくるこの行き倒れ少女。
しかしこの出会いが後の人類に希望をもたらし大きな影響を与えることになるとこの時の俺はまだ知らなかった。
※舞台背景としては「私が永遠を生きるその前の話」の数百年前です。ですがこの二つの作品に直接的つながりは一切ありません。よければですがこちらの方もよろしくお願いします。
ただ今更新頻度が一層まばらになっております。申し訳ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-03 20:23:07
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会話率:60%