天照大神(アマテラス)が天の岩戸から出て来た事により、光が戻った高天原。金星からの使者・サナト=クラマも役目を終え、元の惑星(ほし)へ還ろうとしていた。しかし、またも新たな支援要請が入り、クラマは地球で足止めを喰らう。その要請の中身とは、葦
原中国(あしはらのなかつくに)に現れるという“おろち”を退治する任を受けたスサノヲの同行であり―――?
『護法魔王尊~サナト・クラマ~』の続編。果たして、クラマは金星へ還る事が出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 16:00:00
72272文字
会話率:42%
火星から生命が消えて幾億年。ようやく地球という惑星に生命の生まれる土壌ができた。
しかし、課題は山積。個性豊かな神々の都合で、生命特に人類誕生の芽は幾度となく潰されそうになる。
まだ弱々しい人類の芽を守るため、天照大神の要請により地球に召喚
されたのは「地球の姉妹星」と呼ばれ地球とは違う人類が生きる金星の使者・護法魔王尊(サナト=クラマ)。邪気や穢れへの強い耐性を持ち、負の力を行使するクラマが、時に神々の負の側面に巻き込まれ、解決しながら、人類の地球定着に身を捧げる物語。
※護法魔王尊は、インド神話の童子サナト=クマーラと京都鞍馬寺の鞍馬天狗、『義経記』の鬼一法眼と同一視されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-03 16:00:00
71853文字
会話率:45%