詩人にして「マクスウェルの悪魔」の小ネタでも知られる電磁気学の大家、マクスウェル大先生がなんと、吸血鬼のバラッドを遺していたとは今の今まで知らなかった。お年玉というには少々遅く、あまりにも不吉ではあるが、さっそく翻訳してお目にかけよう。水上
生活者の女という、他に例を見ない吸血鬼の設定も興味深い。
LEWIS CAMPBELL とWILLIAM GARNETT による THE LIFE OF JAMES CLERK MAXWELL(1882) からの引用、挿絵つき。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 19:33:50
2567文字
会話率:10%
怪奇・幻想・ゴシック・ホラー小説家としての芥川龍之介。 偏愛的 芥川龍之介論 増補・改訂版
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最終更新:2022-05-29 06:41:26
2829文字
会話率:8%
六歳以前の記憶がない、ごく平凡な女の子、メグは、美しい家族(悪魔)と共に蒼古な城で暮している。
異教徒狩に終止符の打たれた、黎明の王都ルイ・ジャンでは、切り裂き魔事件が住民を恐怖に陥れていた。事件に興味深々なメグと、残酷だけどメグには甘
い、悪魔達との日常のお話。スィート・ゴシック・ホラー。
*storie様(新感覚・ビジュアルストーリーをお楽しみいただけます)にも掲載しております。http://storie.jp/user/works/view/9211折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-09 23:58:53
29873文字
会話率:44%
ゴシックホラーの夢を壊したとして、ヨーロッパを追い出された三代目カーミラ。戸籍等が邪魔になった現代、行き着いた日本で、おとなしく朽ち果てようとした彼女の前に、ひとりの少年が現れた。あの日の記憶がよみがえる。
最終更新:2013-03-12 22:55:28
9660文字
会話率:39%