マザーコンピューターの支配に打ち勝とうとする地球連邦総督の話です。
最終更新:2022-02-18 22:00:00
1628文字
会話率:82%
西暦2080年。
嘗ての世紀末で科学の研究は、その成果を世界中に轟かせた。
やがてそれは、ついに政府を含む各国をも認知させ結果、『科学の世界』の現実は今に至っていた。
だが最早コンピューターが支配する時代と言っても過言ではなく、寧ろ未来の人
類はコンピューターの指令者でありながら、それがなくては何も得られなくなっていた。無能な人間は最早“死”同然であり、それらは毎日をコンピューターに殺されることに脅えながら、地下にひっそりと生活していた。琴音=カレン・ウィンタースはそんな地上をで何の苦労も知らずに育った、科学者を父に持つ一人娘であった。この物語はその彼女が19歳の誕生日から始まる。バースデープレゼントだと父から与えられたのは、地球上でただ一人の人造人間だった。バイオテクノロジーからバイオエンジニアを主に、同じく己の父親が専門に持つロボット・メカトロニクスを専門に受け持つ彼女にとって、人造人間『Boy』は興味深い研究対象だった。『暗殺者』のプログラムを植え付けられている彼だったが、その第一声は「僕を殺してください」であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-09 07:44:34
146421文字
会話率:32%
西暦2345年。オレ、シイルは13度目の誕生日を迎えようとしていた。
そこで親父から伝えられたのは、実はオレがロボットだという衝撃の事実だった。
コンピューターの支配から世界を救うため、
親父のアホらしい願望を叶えるため、
関節からハトが出
てくるムダ機能を消し去るため、
壮大な旅が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-18 01:21:52
1526文字
会話率:41%