償い切れないほどの罪を犯した者は例外なくオークになる世界。
この世界のオークとは不老不死のからだを持ちながらも、永遠の飢餓感に苛まれ、食べ物を求めてさまよい歩き、時として人間や亜人種の村を襲う怪物です。
それぞれの目的のために旅に出たマリ
エと四人の仲間たちが出会ってから、だいたい約一年が経ちました。
五人は変わらず旅を続けています。
物語は「聖女と四人の騎士」「聖女と四人目の騎士」と続き、そこからマリエの選んだ相手によって、「緑の森のエルフ」(シルワ編)「花崗岩とどんぐり」(グラン編)「四つ葉の郷の物語」(フィオーリ編)の三つに分岐しています。
このお話しは、シルワ編の二つめにあたります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 17:01:10
397449文字
会話率:28%
季節はちょうど聖誕祭を迎えるころ。聖女マリエとエルフ族のシルワ、ドワーフ族のグラン、ホビット族のフィオーリ、フェアリー族のミールムの一行は、旅の途中でとある町に立ち寄りました。
これは、マリエの選んだのがグランだったときのお話です。
最終更新:2022-12-21 13:01:27
11516文字
会話率:37%
聖女マリエとホビットのフィオーリ、ドワーフのグラン、エルフのシルワ、フェアリーのミールムの亜人種四人の一行は、森を抜けて旅を続けておりました。
これは、もしも、マリエの選んだ人が、グランだったときの物語。
最終更新:2022-09-13 17:39:55
66370文字
会話率:20%