世界トップの冒険者パーティは頭も身体能力もおかしい。
常人とかけ離れている能力を備えたものを天才と呼ぶならば、アイツらはそんな天才すらも追い抜いた天災だ。
8歳で聖剣をどっからか引き抜いてくる女勇者。
新しい魔法を次々に生みだす歩く魔道書
と呼ばれる女賢者。
大剣と大盾を軽々片手で振り回して敵をなぎ払っていく戦士。
回復魔法を極めすぎて時魔法を編み出した悪魔ごとき聖女。
目に見えない速度で駆け回り潜入調査を楽々こなしてくる元盗賊。
この5人のやることなすことすべてが規格外。
誰も考えなかったことを考え、それを実行する……良くも悪くもだが。
しかし、そのわけわかんない5人の他に実はもう1人パーティメンバーがいる。
……俺だ。
普通の村人A扱いだった俺が何を思われてか、あのクソ幼馴染勇者に誘われ、強引に規格外の冒険に駆り出されてみろ。
なりたくなくても強くなるに決まってる。
だが、安心してほしい。
俺は強くなったと言っても、バカ5人と同レベルじゃない。
圧倒的に下だ。
何ができるとかその前に、何もさせてもらえない俺が前から思っていることはただ1つ。
……俺、いらないよね?
「「「「「いや、いるけど?」」」」」
……わからん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 00:01:57
410426文字
会話率:38%
レイトという少年を慕う、3人の幼馴染の少女達がいた。
彼女達のひたむきな好意をレイトも受け入れ、彼はハーレムエンドを選んだはずだった。
しかし、幸せな生活を送っている時に現れたのは勇者と呼ばれる男。
絶大なルックスと、名声、金に釣られ幼馴
染達はあっさりと寝取られてしまう。
最愛の恋人達からボロクソに叩かれ全てを失ったレイト。
だが、10年後――事態は一変した!!
それにより、レイトを捨てたクソ幼馴染達は再び彼に縋り付く事となった!
インスタントざまぁ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 02:44:57
8342文字
会話率:38%