SAVANTー怜編
――力を持たぬコトは恋をする上で大罪である――
悲劇の中心である家系に産まれた、道場の跡取り・木崎怜。
怜の生まれるずっと前、怜の父親は江戸を守るために自らの婚約者を化け物に捧げた。江戸に暮らす民の命の重さと婚約者の
命の重さを計りにかけた父親は、最愛の人を諦めるしかなかった。
木崎家の環境に周囲は同情し、怜を悲劇の中の王子様に仕立て上げる。
環境故に幼い頃から冷酷無比であった怜を、変えたのはたった一人の少年。
もう一人の悲劇の中心である、親の元婚約者の家系の息子である御劔。
出会った時、御劔の瞳は――何もかも感情を失っていた。
生きながらにして死んでいる人間であった――子供なのにそんな瞳をする御劔に、怜は心を奪われ……恋をするが――。
「SAVANTシリーズ」
http://ncode.syosetu.com/s8016c/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-10 17:16:37
5445文字
会話率:18%
SAVANT――天女の宴
――世界で一番、美しい人は、ただただ孤独だった――
天女の血を引く武士の家系である寿は、村を焼き討ちされ、
兄に「御劔家に行け」と託される。
だがどうにも御劔家というのは一癖あるようで……。
牛の化け物の加護を
得ている、高貴な御方と世の中ではされていて。
どうにも簡単には辿り着けそうになかったが、探偵に依頼すると
邪法の医者を紹介してくれた。
医者の名はライアーと言い、御劔と縁があるとのことで寿はライアーに頼み込む。
ライアーの毒を三回受けることで、条件を飲みライアーは御劔に会わせる。
だが御劔は拒否し、御劔を護衛する怜に「仇討ちを協力してくれる他の方を見つけてはどうでしょう」と言われ絶望してしまう。
そんな折、寿は一人の美しい人を見つけ咄嗟に「御劔」と呼んでしまう。
――今までは試練だったようで、御劔を見極められたら協力するという前提での邂逅だった。
部屋に戻り、村を焼き討ちした大蛇は本来は寿の家に加護をもたらす存在だと御劔は語る。
寿の家系で、大蛇の元に花嫁に行った生け贄はいない故の、悲劇であったと判明する。
大蛇が立ち聞きしており、一同は大蛇に奇襲を受け、仲間を攫われる。
ライアーの挑発により、寿は十日後に仇討ちを一対一でできるチャンスを貰えたが……。
BL予定の近未来ファンタジー。
刀とか振り回して、守護霊出したいなぁって思ってるよ!!
*ピクシブから移動折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-24 08:00:00
60498文字
会話率:37%
戦国の世
剣の一族と呼ばれる、傭兵集団が存在した。
仏に会っては仏を殺し、鬼に会っては鬼を殺す。
ただ、金銭の為に、誇りすら持たずに。
その一族の道具として育てられた少年だったが、ある日、自分を殺してくれと頼む女性と出会う。
それが、
異世界へと、少年を導く出来事だと知らずに。
基本的に、週に一度、日曜日に三時間ごとに一話ずつ、計三話分投稿する予定です。
今のところは三日坊主にならず、順調に更新できる予定。
累計1,000,000PV、ユニーク100,000人突破しました!これもひとえに皆様のおかげです。どうもありがとう!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-01 21:00:00
450943文字
会話率:67%