第13回書き出し祭り2-16「安楽カウチ探偵・空木奈帆の事件ノート」。
連作短編として何とか完結させようと頑張ったのですが、3話分まで書いたところで「今の自分にはミステリー・サスペンスは無理だ」と諦めがついてしまったので、断念します。断念す
るのですが、ただでは死なないということで、自由にお使いいただけるメモ帳をご用意しました。
一部「使えるもんなら使ってみろ」みたいなネタもありますが、ここにあるものは基本的に許可なしでご使用いただいて構いません。使った後に報告していただけると、作者が喜びます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 21:07:29
4570文字
会話率:56%
安楽椅子探偵:現場に赴くなど能動的に情報収集をせず、室内にいたまま他者から与えられた情報のみを頼りに事件を推理する探偵。
カウチポテト(couch potato):ソファーに座り込んだまま動かず、テレビなどを見てだらだらと過ごす人を揶揄した
俗語。「カウチソファに転がるジャガイモのよう」であることから。
すなわち「安楽カウチ探偵」とは、現場も見なければ推理もしない、プー太郎のことを指す。
確かに私は家のソファから一歩も動かないし、生活力はないに等しい。けれど私には旦那がいる。感覚と頭脳を共有し、事件の真相を暴くパートナーが。
私たちは、二人合わせてはじめて探偵だ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-21 22:07:48
3452文字
会話率:72%