ガラパゴス諸島では過去エルニーニョ発生時に大量のウミイグアナが餓死した。また、これにより餌を陸地に求めていった一部のウミイグアナが、リクイグアナとの間に交配種(ハイブリット種)を儲けたことも確認されている。
ハイブリット種についての繁殖能力
は現在のところ不明。
※人間は登場しません。
※動物擬人化。
※五話完結。本日六時間毎に一話ずつ更新になります。
※ロミジュリ風味(でも悲恋じゃない)
作者註:「神の子」=エルニーニョのこと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-10 00:00:00
21613文字
会話率:57%
何らかの天変地異、もしくは人類同志の紛争後、水に覆われた温暖な場所となった世界。
耕作可能な土地も失い、海の恵みに縋って、ウミイグアナ程度の狩猟技術で、日が高い間は貝や海藻をすくい上げて生活している人類。
文明らしきものは大半失われ、暗愚な
宗教、山の民と呼ばれる者が作る木造船程度の造船、上流階級が独占している独自の養殖技術、牛や馬の代わりにイルカ、犬や猫の代わりにアザラシやラッコを飼う人類社会。
そんな水性人類進化論的な世界に生きる、痩せっぽっちの少女が見る、水性人類の終わり。新たな世界のミトコンドリア・イブとなる少女が呪った世界が、何もかも流されて消えるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-21 21:55:42
8137文字
会話率:41%