――そこで、俺たちは考えた!
――それなら別の候補者を立てようと!
――俺たち貴族にとっても、
――軍閥にとっても、
――誰にとってもなあ~んの利益にもならない、
――無能な第三者を女王陛下の王配の座に付ければいいんだとね!!
――そ
れで! この国は! 丸く収まる!
飼い主に追い出された《家なし》《職なし》のクズヒモニートが連れてこられたのは、陰謀蠢く異世界の王宮。
昔付き合っていた縁で異世界の女王陛下の配偶者候補に選ばれた征一郎。
目指すは女王様の配偶者という超逆玉の輿!?
けれども男好きな女王には自分以外にも幾人も愛人がおり、正式な配偶者選びは国内の派閥をも巻き込む熾烈なイス取りゲームと化していた。
既にリュミエール女王の王配の座を巡って候補者の一人が何者かに殺される事件が起き、誰も彼もが疑心暗鬼に。
王配候補者殺しは誰の仕業か?
リュミエール女王が征一郎を配偶者候補に選んだ訳とは?
女王を安心させるために征一郎は事件の真相を探り始めるが、次第に自分や自分の周囲にも魔の手が及び……!?
果たして征一郎は他の配偶者候補達を出し抜き、無事に超逆玉の輿を手に出来るのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 14:42:03
20030文字
会話率:35%
ローファンタジー
主人公サトシは現実社会で見知らぬ少女が車に引かれそうなところをかばって死んでしまう。
そして気付けばなぜかそこは戦国時代だった。
しかし教科書で習ったような当たり前の戦国時代でなく、動物が人間のように振る舞い、悪魔が人
の世の中をはびこる、そこはポップでカオスでファンタジーな死後の世界だった。
織田信長は他の大名たちを束ねるこの国の王である。主人公を一目見るなり、救世主として悪魔討伐を強引に命ずるのであった。
信長の目的は人々の暮らしを脅かす悪魔どもを蹴散らして、信長自身も利用されていた悪魔王を討伐する事。世の中を平和に導きカリスマを得てすべての国民が信長を神と崇める絶対的な王となる事だ。
主人公は一度死んでしまっているのでもう死ぬことはない。しかし定番の魔法は使えない。主人公は魔法使いでもなければ脳筋の戦士でもない。そのままタイムスリップしたようなものだ。
この世界はサトシの頭の中の創造で作られたファンタジーの世界に過ぎない。まさに夢といっても良いこの世界で冒険を通し仲間と共に日々成長して行く事がまさにサトシの夢だった。
ここはもはや死後の世界。何も考える事はない、何も迷うことなどない、将来の不安など気にしなくていい。自分の好きなように生きられればそれでいい。
年金がなんだ!俺は自由だ病気も虫歯も無い!ファンタジーな世界に虫歯はいらん面倒くさいおっさんもオバハンもいらん。
毎日すし詰めで、おっさんだらけの満員電車でばかばかしい座席取りならぬイス取りゲームをする事も、嫌な仕事をする必要もない気楽な人生が始まるのだ。相手が悪魔だろうと俺は無敵だ。なぜならば、俺はもう死んでいる。
主人公は現実社会ではあり得なかったファンタジーな世界観を楽しむため、どこかで待っている姫君のため、そしてあわよくば結婚。そんな想いを胸に秘め仲間と共に悪魔討伐に向けて各地を奔走するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-09 21:43:48
119765文字
会話率:0%
高校3年の田岡章弘は突如不可解なゲームに巻き込まれる。『イス取りゲーム』と称されるそのゲームは、謎の施設内に無数にあるイスの中から、「当たり」のイスを探し出し座るというもの。もし座れなかったものには死が待っている。田岡章弘は、一緒にゲームに
参加している仲間と共にゲームをクリアできるのか――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-04 18:06:52
11432文字
会話率:40%
○人生取りゲーム○ルールは簡単。イス取りゲームの要領で、用意されたイスに座っていく。本項は負け上がり方式。勝った者から抜けていく。しかし必ずしも、イスに座れたものが勝者とは限らない。そんな世にも奇妙ななんとやら。
最終更新:2009-06-09 21:42:56
8410文字
会話率:42%
掲示板にはある書き込みがされていた……。『夕方に学校の教室ではイス取りゲームができなくなる。ただし、ゲームをはじめた場合は、おわりまでつづけなくてはならない』
最終更新:2007-09-10 17:50:08
1682文字
会話率:3%