19世紀の地中海南岸(エジプト、アルジェリア、モロッコ)を舞台にした架空の物語。
幼さ残る褐色の肌の踊り子は、顔を隠したミステリアスな雑貨屋の店主に淡い想いを抱いていた。だが、男は彼女に残酷な未来を告げる。それを神が望みたまうならば。
薔薇
が香る。子宮の奥からわき上がる恍惚と、官能と、突かれるような胸の痛みと共に。
咲かなかった恋の花。
「覆面作家企画」(2006年)に参加したものに加筆・推敲したものです。
個人サイト「茅葺き屋根の家」および「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 04:09:26
7768文字
会話率:31%
30歳のプラントエンジニアがフランスの会社と契約し、アルジェリアに赴任してアルジェリア人の技術講師を務める話です。
アルジェリア人との話はもちろんのこと、同僚のフランス人やアルジェリアの気候風土を扱ったA4で200ページほどの作品。
最終更新:2018-08-29 00:00:00
114238文字
会話率:14%
アルジェリア移民のソフィアは、夫を事故で亡くした。
幼い娘のカメリアを育てる為、余儀なくサンドニの娼婦に身を投じた。
パリに休暇で訪れていた哲太郎は、パリで絵を描く友人にサンドニ界隈を案内される。
そこで、娼婦のソフィアと出会った。
最終更新:2016-10-20 14:00:00
10491文字
会話率:16%
カミュの本を買った翌日、アルジェリアのテロが起きた。
世界はつながっているのかもしれない
最終更新:2013-01-29 11:45:57
1587文字
会話率:22%