公爵令嬢ルビー・アルミリアは、義母ダイアと義妹サンゴから虐げられていた。
サンゴはエルデ王国の“豊穣の聖女”であり、容姿も完璧。
対するルビーは痩せ細り、手に触れた動植物の命を奪ってしまうために“悪魔の子”と蔑まれ、屋敷の外に出ることを禁じ
られる日々。
そんな中、年に一度の豊穣祭で突然、婚約者で第一王子のジェダイトから婚約破棄されてしまう。新たな婚約相手は義妹サンゴだった。
何もかも嫌になって会場から逃げ出したルビーは川に飛び込むが、二匹の狼スコルとハティに命を救われ、天空の国ヒンメルへと連れて行かれる。
そこで太陽の王ヘリオドールと出会い、ルビーの運命は大きく動き出す。
不幸な境遇から一転、愛されモードに突入してヒロインが幸せになるファンタジックなハピエンストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 21:10:41
14091文字
会話率:44%
ここはスノウ王国。
国土の殆どが雪に覆われている。
ある雪山で暮らす一匹の聖獣エレク。
彼は狼のような姿に銀色の立派な毛並をしていた。
(今日も異常なし、と)
雪山の平和を守るのは彼の大切な役目だ。
何せ雪の神様に命じられたのだから。
もふもふ聖獣と元気いっぱいな少女の心温まる、ほのぼの異世界ストーリーです。
※「第5回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞」「冬の童話祭2024」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 16:00:00
1000文字
会話率:37%