ある日、女神様が白いケモノをうみました。子供を見て、女神様は白いケモノにいいました。
「これから、黒いケモノの王子様がやってくるの。とても孤独な王子様だから、おなかを見せてなでさせてあげてね」
「わかりましゅた」
やってきた王子様を見た白
いケモノは、白くふわふわの毛があるおなかを見せました。
「どうじょ、おなかをなでてください。さわると、きもちいいです」
王子様は顔を赤くして、尻尾をブンブンゆらしました。
※短編「どうぞ、おなかをなでてください」をシロ視点、加筆したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 12:37:55
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