異世界へ行ってみたい。そんな想いと共にゲームばかりしてきた高校生ゲーマー猫町黒乃(ねこまち くろの)。黒乃を含めた、異世界渡航を夢見る者たちの元へ、『プレイした者は異世界転移される』と謳ったゲームの宣伝が舞い降りた。
開示情報不十分なゲ
ームに謎を抱きつつもプレイしてみたい一心で購入手続き会場へ足を運んだ黒乃は気絶させられてしまう。
次に目覚めたのは病院。普通の現代の病院なのに、廊下にはスライムが────。
「異世界へ行きたいと思う人は、現実世界こそが言葉の通じない異世界であるようだと感じてしまう寂しい人なのかもしれない」
二〇一八年の現代生活上にRPGをそのまま乗っけたゲーム、『異世界23区』というゲームに参加した者たちのお話。
※あらすじを短くしました。
※この物語はフィクションです。
カクヨム様でも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-12 10:46:55
165593文字
会話率:39%