あるところに二頭の動物がいました。ヤギとロバです。一頭はなんでも食べるヤギ。もう一頭は味にうるさいロバでした。二頭は友達というわけではありません。どちらも草がごはんのため、たまたま同じところで草を食べていたのです。
――ヤギ君、ここの草は
まずいね。
――ロバ君、僕らは食べないと死んじゃうよ。
――もっとうまい草があればなあ。
――そんなにうまい話があるかなあ。
しかし、そんな二頭のところに、うまい話を持ってくる動物がいました。ウマです。
――ロバ君。それなら、アッチにとってもおいしい草がたくさん生えている場所があったよ――
この一言をきっかけにロバは決意します。おいしい草をお腹いっぱい食べることを!
それは、好き嫌いの激しいロバによる小さな冒険のはじまり。
これは、三頭の動物による自然の厳しさ体感コメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-21 12:00:00
5178文字
会話率:60%
殺されてしまった俺「葉月零花」(はづき ゼレカ)は自称神?からチート?的能力を与えられ、異世界に転生させられた。辿り着いた場所は魔界《ニンブルケティック》。イロイロな事情が重なり、俺は《赤血魔神》として勇者とか賢者とかその他とかと闘う羽目に
。基本ほのぼの・コメディー・その他諸々が入り乱れるストーリー。初めての執筆なので、生暖かく読んでやって下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-15 01:56:52
200546文字
会話率:79%