主人公、柊冬樹は平凡と呼べる人物である。同い歳の義兄がいる、ということを除けば。
義兄、橘杏子朗は模範たりえる優等生だ。寡黙であれど信頼は篤く、『出来ないことは何も無い』と賞賛されるくらいには。
出来のいい同級生を義兄に持ち数年を、比較によ
る自己嫌悪を抱きながら生きてきた。
そんないつも通りの代わり映えのないある日のこと。
──柊冬樹は、異世界と呼べる空間に迷い込んだ。
閉鎖的で、されど開放的でもある黒と紫で埋め尽くされた世界。
『魔界』と呼ばれるその世界に迷い込んだ柊冬樹は、そこであるモノと出逢う。
子ブタのように小さく愛らしいぷにっとした『生き物』。
そして。
大きく恐ろしい、鋼鉄の肉体をした、鳥のような『生き物』。
『悪魔』。
どちらもそう呼ばれる脅威なる存在であった。
けれど、小さな方は大きな方に襲われてボロボロだ。
────助けなくちゃ。
長い葛藤を乗り越えて、柊冬樹は小さな『悪魔』を助けに動く。
けれど、無謀なる少年の挑戦は、『死』の結末に終わった。
しかし。
そこに現れた救いの手。
大きな『悪魔』を圧倒した存在。
それは、誰よりも嫌いな同い歳の義兄。
────橘杏子朗の姿であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 19:03:02
18170文字
会話率:12%
現実に自分のみゲームのようなスキルをひとつだけ持っていた
まるでなんでも出来る自由なスキル
夢は夢だからいいのかもしれない
そんなことがあればいいのに
思いつきで書いて行きます 趣味です
スマホ投稿です
好きに書きます
矛盾することもある
かも知れません
ダメだったら指摘下さい┏●折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-23 19:38:20
3641文字
会話率:64%
目が覚めたらドラゴンだった。
でもなんか普通と違う。
ぷにぷにで超ザコい。
この世界では喋れないし、なんか村だし、魔法とかあるし、どーしたら良いのか、と思いながら三年。
ご主人さまのシーたん(二歳)は可愛いし、のどかだし平和だし、とす
っかり暮らしに馴染んだ俺はシーたんのお世話をしながら暮らしていた。
だがある日、自分の転生の真実を知って―――特に何もしないまま、相変わらずのんびり暮らしているのだった。
ぷにっとしたドラゴンである、俺ことぷにおが、ちょっと戦ったりシーたんに振り回されたりしながら、のんびりした日常の中で生きていく話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 18:00:00
8708文字
会話率:33%
アレがつるっと剥ける話。
他サイト様にて掲載している作品に一部修正を加えて投稿致しました。
最終更新:2015-04-06 20:18:37
3658文字
会話率:13%