洸太(こうた)には幼なじみがいる。星が好きな、星奈(せな)とその兄の月夜(つきや)だ。
ふたつ違いで、本当の気持ちに気づくことなく、洸太は高校を卒業。その後、星奈が救急搬送されて……
かなり恋愛要素は薄いですが、一応恋愛もののつもりで書き
ました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-07 03:36:40
5182文字
会話率:56%
振り返ると、ここ数年で大勢の身内が亡くなりました。わたしのいとこも五十半ばで亡くなりました。死に顔になった固まった動かない顔をみると、込み上げてくるのは本当に小さかった頃の情景一枚でした。
ー ずっと帰りを待ちわびて、橙色の帽子をかぶ
った保育園児の彼女がアパートの外階段を登ってくる、近づいてくる
あんなに暑かった夏でさえ秋が深まれば過去になっていく。そんな感慨にふけったら、しみじみと文字が連なりました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-13 10:03:04
1260文字
会話率:0%