「足掻くの?お姫様」その質問にある花のように可憐なお姫様と、ある宝石のように美しいお姫様はそれぞれ答えます。「「足掻かないわ」」。しかし、三人目のお姫様はこう答えました。「足掻くに決まっているでしょう!!」春を謳歌する王女と皇女の裏側で、一
人の王女が叫ぶのを黒曜石で紡いだような黒髪と、輝く黒曜石のような瞳を持つ、大輪の薔薇のような美しい人が微笑みながらいいました。「ボクは貴女を待っていた!」…これは、キレ系王女が脳内花畑姫たちを成敗する話…ではなく、異世界に召還された人々が暗躍する、そんな物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-08 19:00:00
57913文字
会話率:47%
『勇者』『聖女』『聖獣使い』。同じように異世界に呼ばれた同級生のジョブは、そう記されていたそうです。では、私は…?→答え、なし。えっ?いわゆる無職?むしろ、巻き込まれただけですか!?――これは、勇者召喚に巻き込まれた『私』が逃げ出すまでの物
語です。召喚された勇者たちとの最終決戦。傷だらけの魔王を救ったのは、召喚勇者たちの同郷の『増幅器』と呼ばれる娘だった。なんとか娘の稼いだ時間で転移魔術を完成させた魔王だったが、跳んだ先で出会ったのは…「だいじょうぶ?」何故か、『増幅器』と呼ばれていた娘によく似た幼女だった。――これは、敗北した魔王が逃げ出した先から舞い戻り、『勇者』『聖女』『聖獣使い』をぶちのめす(終了済み)物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-31 19:00:00
66422文字
会話率:72%