本当にあった家族のはなしです。
幸せな家庭を目指して、日々仕事と子育てをしてきた幸(サチ)。
子供達も成長し、やっと自分の時間が出来てきたと思っていた矢先、長男の蓮(レン)が不治の病になってしまう…
家庭と長男の看病の両立が思う様に行かない
毎日となり、次第に幸は心を蝕まれる形になってしまう…
幸は、大切な息子を傷つける事しか出来なくなる。
息子は、母に優しさを求める
もうどうして良いか分からず、
逃げられない現実との苦しい闘いを強いられ
弱って行く息子に幸はどう接していくのか…
病気で苦しむ蓮は、冷たい母に何を思うのか…
生命の大切さ
生きること死ぬ事
勇気って何
優しさの形
家族について
色々考えてしまう内容である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 20:01:05
36548文字
会話率:22%
憲法9条の内容が史実とは微妙に異なり、現在も限定的にだが徴兵制が存在するもうひとつの日本。母親と弟と暮らす高校3年生の佐上美姫は、受験勉強に忙殺される日々を送っていた。だがその頃、日本は日に日に近隣の某国との緊張関係が高まっており、政府は次
第に平和路線を転換し始める。やがて美姫たち無関係な一般市民の生活にも、暗い影が忍び寄っていくのであった‥‥
「公共の福祉」「安全保障」の名の下、次々と制限されていく国民の自由。どうして良いか分からずに、事態に翻弄されるしかない無力な大衆市民。気づけば、当たり前の日常はもう、そこには無かった‥‥‥遂に、世の中に不安を感じながらも、受験勉強に励んでいた美姫のもとに、一枚の通知が届く。それは軍に入ることを強要する「徴用令状」だった‥‥。
変えようのない理不尽過ぎる運命を突きつけられながらも、必死に自分なりのやり方で抗おうとした少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 12:30:02
6001文字
会話率:40%
夏の盛りに書かれた短編だが、余りの暑さにもう何も考えられず、かと云って何か書いていないと気が狂いそうになってもうどうして良いか分からずに、ぽいっと思い付いた情景を適当に書き殴って適当に後を続けて行ったら、何時の間にか出来てしまったと云う作
品。忙しい中出来た暇々にちびちび書いて行ったと云う割りに、延べ2週間程度で完成している。この長さの黒森作品としてはまぁ順調に書き進められた方ではなかろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 17:28:08
25465文字
会話率:0%
主人公が寂しさの中から、自分と向き合い成長していく連載物語
最終更新:2020-09-28 00:00:00
2185文字
会話率:12%
「こんなつもりじゃなかったの。」
父親のいない環境で育ち、母親との関係も良好では無かった美香。そんな中、母親は遂に愛想を尽かしたのか美香の前から忽然と姿を消す。
────時は過ぎ、晴れて成人の身となった美香に母親が死んだとの知らせが。
どうして良いか分からなくなった美香の前に、浮世離れした美貌の持ち主の少年が助けを差し伸べる。
そうして明らかになっていく事実。
「ああ、また────────────」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-25 21:33:46
1471文字
会話率:34%