高校に入り、たった二年で四度の失恋を経験した少年 清川棗。
今日も容姿を理由にフラレた彼を慰める幼馴染、武原葵と、武原秀彦の二人との下校中、突然響き渡る鐘の音。
気がつけば真っ白な部屋に立っていた彼らを待ち受けていたのは、異世界の
女神を名乗る女性だった。突然の異世界召喚に興奮する葵、怯える棗、特に動じない秀彦の三人。女神はそんな三人に頼みがあると持ちかける。
女神の提示した頼みとは、魔王に脅かされる世界を救って欲しいという、物語やゲームではありふれたもの。女神の力で危険はないという説明を受けた三人は、葵の推しもあってこの条件を快諾する。
「ヒデは盾役の聖騎士、先輩は……あー、勇者やりたいんですね?わかりました、じゃあ僕は回復役やるよ」
「ふむ、普通ならお止めする所ですが。クラスツリーを見た上での判断ですし、その意志を尊重いたしましょう。それでは棗さん、貴方は今から”聖女”です。サービスで髪の毛だけ聖女っぽく伸ばして差し上げますね。」
「……は?」
説明を読まずそのままの姿で性転換させられた棗。唯でさえ容姿に不安があるのに、そのままの姿で性転換。響き渡る棗の悲鳴をよそに冒険が始まる。
「どうしてこんな事に……」
前作でイラストを乗せた所、お怒りの声がなかったので今回は偶にイラスト載せようと思います。第一話の冒頭でタイトル的な物がありますので、もし不快でしたら感想欄にお書き下さい。あまりに不評でしたら下の方に移動します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 03:04:34
662923文字
会話率:60%
ー---どうしてこんな事に……。
集落に住む16歳の少年剣斗。
ごく普通の家庭でごく普通の暮らしを送っていたはずの彼。
しかし幸せだったはずの彼に悲劇が…。
木刀からどんどん成長していく剣を使いこなせるようになるのか、そして彼は悲劇を終
わらせることが出来るのか
*更新不定期
*下手文法
以上のことが大丈夫だよって人はゆっくり読んでいってください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-05 12:18:29
435文字
会話率:54%
ある朝の事、よくありがちなアレがソレな事情で
異世界に召喚されてしまった主人公Tさん。
乏しい状況説明と支度金を渡され案の定アレをあれあれするという
無理難題を叩きつけられるのだが、
それどころじゃなかったTさんはよく話を聞かずに王様から
使途不明金と鋼の剣を押し付けられる。
右も左もわからぬ理不尽な世界で、Tさんは誰と出会い、何を感じ、どのような冒険を繰り広げるのだろう・・・
これはちょっぴりせっかちだけど何処か魅力ある、放っておけないTさんの異世界生活―
ああ″ん?何だテメェはよォ。
つかココどこだよ?
あ?魔王を倒せだ?
俺様はそれどころじゃねェンだよ、わかったからそこを退けッ!
なんだってんだ全く、こんな重たくて細長い布袋と普通に重たい袋押し付けられてんだ?俺は??
ジャマだ、こんな荷物。
グ・・・クソッ!
またアレが来やがった・・・
俺はこんなところで油を売っている場合じゃねぇ!
待ってろ、今すぐ行く!!
・・・これはとてもせっかちで人の話を聞かないグレた少年Tさんが繰り広げる土壇場の英雄伝説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-14 10:03:34
8461文字
会話率:17%