主人公・小前田樹は、ソシャゲをプレイ中に、異世界の神を名乗る女性から画面越しに話しかけられる。
彼女が言うには、樹は悪質な召喚の餌食にされかかっており、それを防ぐために別の世界――その女神の世界に転移してもらう必要があるとのこと。
すでに召
喚自体は止められないため、悪質な召喚に逆らう意味合いも込めて、女神の申し出を受け入れた樹は、便宜上リブシブルと呼ばれる異世界にこうしていざなわれた。
――絶対的討伐対象として扱われる、ダンジョンのマスターとして。
神引きしてしまったがゆえに反則的な防衛力を有するダンジョンのマスターとなった樹は、アシスタントにダンジョンを任せ、自らは異世界放浪の旅に出かけるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 06:00:00
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