その国は力を求めて異世界から人を呼ぶ。彼らを世話する、とある一族の話。
最終更新:2020-02-24 13:46:48
4971文字
会話率:48%
闇夜の森。背の高い木に一羽の影。その影は闇夜も切り裂く鋭い翼を持ちその影の眼は赤く揺らめいていた。まるで獲物を狙うカラスのようにギラギラと揺らめいている。「モクヒョウ、カクニン。」と呟くと影は狙撃銃のスコープを覗いた。その1里先には、炎(ホ
ムラ)一族の集落そして、窓越しに映る村長の遜炎。クロスバーを遜炎の頭に合わし、引き金を引いた。『ズパーーーーーーン』風ひとつない静かな森に銃声が鳴り響いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-05-21 23:19:12
4485文字
会話率:62%